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AQUOS K SHFシリーズの携帯カレンダーデータを利用する方法

公開日: : 最終更新日:2022/02/06 ソフトウェア, 携帯・スマホ

AQUOS K SHFシリーズ(SHF31,32,33)を使用している方にとって有益な情報です。

ガラホと呼ばれるこの携帯は、従来のガラケーとは違って、アンドロイドOSを使用しているので、カレンダーで使われているデーターは特殊な形式になっており、従来のガラケーのように簡単にGoogleカレンダーなどにデータを移行させることはできないようです。

そこでバックアップを利用してデータを取り出し、パソコンで加工変換してエクセルデータとして利用できる方法を実験してみたのでレポートします。

作業1. バックアップ作業

AQUOS K SHFシリーズ携帯にオプションで内臓できるmicrosdに データを保存します。

メニューの設定から

データ引継・リセット

 

からデータ引継を選択→

マイクロSDにデーを保存を選択して

microSDにデータを保存します。

作業2. バックアップデータの確認

保存したデータは拡張子がisoなので、Jsonvewerというソフトでテキストとして見ることができます。
ただし、日付け、時間がunixtimeという13桁の数字になっています。
これは後でわかったことですが、unixtimeは10桁であり、今回のデータには3桁余分なゼロがついています。

作業3. データの加工

このデータを、JsonファイルをCSVに変換するウェブサイト https://json-csv.com を利用してCSVに変換して、その結果をエクセルでのjson変換となるようにします。

例として、CSV変換後の表形式のデータで、event__dtend欄の数値1456820000000 を1456820000にLeft関数を使い修正することで、ユニックスタイムとして認知されることになります。


そして 結果を表示するセルに =(Z2+32400)/86400+25569 という式を設定すると、めでたく 2016/3/1 17:13 という表示ができます。

このようにして、AQUOS K SHFシリーズ携帯のカレンダーデータを一覧表示する表形式データに変換することができます。

そして一覧表示されたデータは、データフォルダの書類として登録保存することで、AQUOS K SHFシリーズ携帯の内蔵アプリ”OfficeSuite”で読み込むこともできます。

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